WORK ON
源吉商店の取り組み
源吉商店はペットの適正な飼育の啓発とペットと共生する暮らしを応援しています。
ペットと一緒に暮らすことは言葉では言い表せない感動や癒しを与えてくれますよね。
飼い主さんどおしで新しいコミュニケーションの輪が広がったり、世話をする家族間の絆が深まったり、子供の情操教育に役立ったり・・・。
ペットと暮らすということは、たくさん手間もかかりますが、いったん飼い始めるとそれを上回る喜びをたくさん与えてくれるものです。
日本では 3世帯に 1世帯の割合でペットを飼育しているといわれておりますが、もっともっと多くの方がペットと一緒に暮らす生活をされるように
なれたらなぁと思っています。
その一方でペットを捨ててしまう人がいるということも悲しいですが現実です。
ペットは間違いなく家族の一員です。いかなる理由があっても迎えた命は終生飼育することが基本だと思います。
ペットを捨てる理由のひとつに「思っていたより飼育費用がかかる」ということが挙げられています。
食費・おやつ代・病気のときの治療費・・・人と同じように、かかる経費はかかります。
源吉商店が直接的にサポートできることとしまして「アウトレット用品の販売」をうまく活用していただきたいと思っています。
何かしらのワケがあってアウトレット品になっているものの、使用するには十分な機能を満たしているものばかりです。
アウトレット品の活用は賢い買い物の選択肢の1つとしてどうぞ加えてみてください。
◆「殺処分ゼロ」活動の団体を支援
源吉商店ではペットの「殺処分ゼロ」のために活動される動物愛護団体や、ボランティア活動をされる個人の方々をご支援しております。
1.ドッグフードやキャットフードを定期的に支援物資として無償送付。
2,店舗では「動物愛護割」として店内全品10%引でご奉仕させていただいております。
◆殺処分を減らしていくために
①迷子札を付けましょう
ペットの飼い犬・猫ともに必ず迷子札を付けるようにしましょう。
「マイクロチップ」を埋設することがやがて義務化される日が来ますが、今すぐできることとして迷子札はとても重要です。
万が一、迷子になってしまった場合にもセンターに収容された犬猫が身元を示すものを着けていないと殺処分の対象になってしまいます。
②もし自分のペットが迷子になってしまったら
何等かの理由でペットが脱走したり、迷子になったことが判明したら、できるだけ速やかにいなくなった場所の行政機関に連絡をしましょう。
「最寄りの動物愛護指導センター」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/
aigo/shuyo/link.html
「最寄りの保健所」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/
kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
「最寄りの警察署」
http://www.police-map.com/
ゆっくりしている時間はありません。
行政機関に収容されている期間は概ね 4日~ 7日間しかありません。
この期間を過ぎると「殺処分」されてしまう可能性が大きくなります。
最寄りの行政機関に連絡をした後は
「迷子犬猫掲示板」
(https://maigo-pet.net/dog/)や
Twitter・ Facebookなど SNSを活用して少しでも速やかかつ広く呼び掛けることも大切な行動です。
絶対にあきらめないで急いで探してあげてください。
➂捨て犬・猫を見つけたら
まず、その犬・猫が捨てられたのか、迷子なのか、または野良犬・野良猫なのかを観察し、無理のない範囲で対応していただきたいと思います。
迷子だった場合は飼い主さんも必死に探しているはずです。
飼い主としては最寄りの警察・保健所・愛護センターなどに連絡を入れていることも予想されますので、そうしたところへ連絡してみるのが手立てとして有効かと思います。
連絡を入れる際は、見つけた場所・特徴(色・大きさ・雄雌・鑑札、首輪、リードの有無など)をできる限り正確に伝えましょう。
面倒なことになったと思ってもできる限りの対応をするようにしましょう。
④飼い主が見つからず自分で飼う場合
その犬・猫に対して責任をもって最後まで面倒を見る覚悟が必要です。
本人だけでなくご家族などの同意も必要になることかと思います。当然ですが、食事代・用品代・予防接種代などのお金もかかります。
新しく家族として迎えるに場合は「可哀そうだから」だけでは済まなくなることを十分に理解してから飼うことをお勧めいたします。
⑤自分では飼うことができないと判断した場合
できるなら「里親」を探してあげてほしいと思います。自分なりの保護期間を設けて貼り紙やSNSを通じて里親になってくれる方を探すことが可能でしたら取り組んでみてください。
ベストなのは一度動物病院に連れて行って異常の有無の検査をしたのちに募集することをお勧めします。
こうしたことが無理な場合は警察・保健所・愛護センターに連絡して引き取ってもらうしかありません。
ただし、行政機関に引き取ってもらった場合、その先には「殺処分」されてしまうケースが多いため最終手段としてほしいです。
捨て犬・捨て猫を見つけてしまった場合、その先には非常に難しい選択を迫られることになりますが、心がまえだけでも前もって持っていただきたいと思います。
犬・猫などのペットを飼うということは様々な社会問題と常に対峙していることも事実です。
ペットが好きな人がいる一方で動物をどうしても受け入れられない人もたくさんいます。
いろいろな考え方を持つ人たちと同じ時間を生きていくのが社会生活です。
すべての問題を一気に解決する方法はありません。
一人ひとりがこうした社会の中で大好きなペットと暮らしているという認識と責任を持っていくことが大切なことかと思います。
◆保護犬猫の里親という選択枠
あなた自身もしくはあなたの周りにこれから新しく犬や猫を家族として迎えようとしている方がいるのでしたら、ペットショップで探すことよりも「里親」として迎え入れる選択肢があることを知っていますか?
里親とは、捨てられたり、保健所から引き取られたり、事情によって飼えなくなった犬猫などを元の飼い主から譲り受けることです。
動物愛護団体や個人のボランティアさんたちが全国各地で開いている「譲渡会・里親会」に出向くと直接里親を探している犬猫たちに会うことができます。
里親として家族に迎え入れるメリット
まず、里親を待つ犬猫は、仔犬・仔猫よりも成犬・成猫が多く「体格・性格的に成熟した状態」の犬猫に会うことができます。
体格・性格が出来上がってからの出会いになるため「イメージしていたものと違う」という齟齬が生じることが少なくてすみます。
犬猫を捨てる人たちの理由の多くに「こんなに大きくなると思わなかった」「こんな性格の子になるとは思わなかった」という事象が毎年上位を占めていますが、このようなギャップは起きることはほぼありません。ですので一番大切な「フィーリングが合うこと」に特化できることは大きなメリットかと思います。
シニア世代の方が新たに里親として家族に迎える場合にも、シニアの犬猫を見つけることもじゅうぶんに可能です。
また、里親になるという行為そのものが「殺処分ゼロ」に向けた社会貢献の一助になっていることも大切な行為だと思います。
一方、仔犬・仔猫から一緒に過ごす場合と違い、終生飼育をしても一緒に過ごせる時間は若干短くなることが予想されます。
また、里親を待つ犬猫たちはその背景に何等かの理由により本来の飼い主から離れていることから、
人に対して心に傷を持っている場合が多く、安易に人になつかない場合もあるようです。
そのために保護している愛護団体などでは訓練士を通じて人との共生ができるように、しつけをし直したり、里親希望の方が見つかった場合でも一定のトライアル期間を設けて
双方無理なく過ごせる環境を整えてから正式な里親になることが条件づけられている場合がほとんどです。
動物愛護先進国といわれる欧米諸国では、ペットを家族として迎えたいと思ったらペットショップに行くのではなく、まずは保護されたペットの里親になることを検討するというのが一般的な方法になっています。
行き場のない命を救うためにも、これからペットを飼いたいと考えている人は、里親になることをぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
里親をどこで探したらよいのか?
全国各地で様々な里親募集が行われていますので、ネットで検索すれば実に数多くの情報に触れることが可能です。
最近では「保護猫カフェ」「保護犬カフェ」なども続々と誕生しているようです。里親になれるきっかけづくりは以前と比べてかなり増えてきていると思います。
まずはお住まいの近くで行われている譲渡会場などに直接足を運んでみて雰囲気を感じてみることがよいかなと思います。
里親になるにはそれぞれの主催者による独自のルール等が設定されている場合がございますので、十分に理解・納得してからお迎えをされることがよいですね。
源吉商店として責任を持ってお勧めする動物愛護団体
岩手県滝沢市「ペットの里」
犬の訓練士や獣医も常駐しながら「殺処分ゼロの実現」と「全頭終生飼育」を理念に掲げて活動されている団体です。
直接現場にも足を運び代表の方やスタッフの方々にもお会いして参りましたが、エネルギッシュかつ愛情いっぱいに動物たちと向き合う愛護活動の姿に感銘を受けました。
なんといっても「自立型」の運営スタイルを目指していることには大いに共感を覚えるものがございます。
「自立型」の運営とは、運営資金を寄付金だけに頼るのではなく、自らが様々な事業計画を立案・実行することで資金を賄ってゆこうとする取組です。
ペットの里HPリンクへ https://pets-sato.net/
東京キャットガーディアン
「誰も望んでいない殺処分。足りないのは愛情ではなくシステムです」という考えに源吉商店はとても共感しています。
保護猫活動の先駆者として、猫カフェ・不妊去勢手術専門の病院・ペット用品通販・猫付きシェアハウス・講演会など
多岐に渡り革新的な運営スタイルを展開されています。
2008年の取組開始時からすでに約8500頭を越える里親とのマッチングを達成しながらも「まだまだ構想の半分にも達していない」という
代表山本さんのバイタリティには、僕自身もかなり勉強させていただいています。
殺処分がゼロになるシステムができるよう応援しています。
東京キャットガーディアンHPリンクへ https://tokyocatguardian.org/
化け猫茶屋(BAKENEKO CAFE)
すべてにおいて卓越したセンスに魅了されオープン当初より「応援したい!!」と思ってました。
ネーミング、デザイン、カフェのメニュー、運営スタイル、寄付の集め方etc・・・
そのどれもが斬新でありながらも、ベーシックな機能的部分まできめ細かに網羅されていて、ゆくゆくは日本で一番有名な保護猫カフェになる気がしています。
新人紹介、お誕生日会、卒業式、おやつ争奪戦!?などSNSでの情報発信力は特に秀逸で、Twitter1.7万人、Instagram1万人以上のフォロワーをすでに獲得しています。
里親募集に繋げる新しいアプローチの仕方としていま一番目が離せない存在です。
化け猫茶屋(BAKENEKO CAFE)HPリンクへ https://bakeneko-cafe.tokyo/