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VISION

私たちが描く「循環」の物語 〜源吉商店が目指す未来〜

藍墨の不完全な円環の中で、後ろ姿で寄り添い同じ先を見る犬と猫の水墨画

「モッタイナイ」を、笑顔につなぐ。

源吉商店は、栃木県栃木市に拠点を置き、ペット業界の余剰在庫(フード・用品)を全国の法人から買い取り、 必要としているペットオーナーや保護活動家へ届けています。 フードロスを減らし、その先で保護犬猫の活動を支え、人も動物も住み良い社会を見据えています。

まだ使えるのに流通から外れた商品を、 メーカー・飼い主・保護活動家の三者をつなぐ仕組みで、循環させるための活動をしています。

VISION

ペット業界の「モッタイナイ」を笑顔につなぐ。

賞味期限まで、まだ時間がある。パッケージが変わっただけ。中身は、新品同様。

それでも、流通事情で余った商品たちは、誰の目にも触れることなく、ひっそりと姿を消していきます。

私たちは、そこに「価値」を見ています。

必要としている誰かが、世界のどこかに、必ずいる。

この眠っている資源を届けること。それが、源吉商店のはじまりです。

片側が薄墨へ溶けていく、清潔な未開封のフードパウチの水墨画

WHY

なぜ、ペット業界の「モッタイナイ」に向き合うのか。

「フードロス」と聞くと、多くの人は人間の食事を思い浮かべるかもしれません。

でも、同じことがペットの世界でも起きています。

倉庫の片隅で、積み重ねられたフード。店頭から消えた、まだ使えるおやつ。行き場を失った、良質な商品たち。

これらは「廃棄物」ではありません。活用されるのを待っている「資源」です。

私たちは、その資源を届けるために動いています。

倉庫の片隅で次の役割を待つ、清潔な未開封の箱とフードパウチの水墨画

HOW

どのようにして、届けるのか。

源吉商店は、3つの立場をつなぐ「循環の仕組み」をつくりました。誰かの負担を、誰かの助けに変える仕組みです。

正直にお伝えすると、これは善意だけで続く話ではありません。続けるために、私たちはこれを事業にしました。きちんと対価が回り、関わる全員が無理をしない。だからこそ、来年も再来年も、止まらずに循環をまわせると考えています。

倉庫のメーカー、商品と出会うオーナーと犬、物資を整える保護活動家と犬猫を、一つの不完全な藍墨の円環で結んだ水墨画

メーカー様へ ── ブランドを守りながら、活かす。

在庫を減らしたい。でも、ブランドイメージは損ないたくない。

倉庫の棚とパレットの上で静かに次の役割を待つ、清潔な無記名の段ボール群の水墨画

その悩みに応えます。販路は、審査制の会員制ECと栃木市の実店舗だけ。商品は価値を保ったまま、新しい届け先へと旅立ちます。

廃棄にかけていたコストを、適正な対価に変える道があります。

オーナー様へ ── 宝探しのような、出会いを。

普段は手が出しにくい高級フード。見たことのない便利グッズ。

居間で商品を手に取る眼鏡の男性と、そばに座る柴犬とキジトラ猫の水墨画

源吉商店での買い物は、ちょっとした「冒険」です。

良いものを、手の届く価格で手に入れる。それは同時に、資源を大切にする選択でもあります。

家計にやさしく、社会にもやさしい。そんな買い物のかたちがあります。

保護活動家様へ ── 活動を、足元から支える。

一時的な寄付ではなく、継続的に物資を届けたい。

整理された活動拠点で物資を整える、エプロン姿の女性と白黒のミックス犬・三毛猫の水墨画

一般価格よりさらに抑えた「活動支援価格」で、商品を提供しています。

消耗品費を抑えられれば、浮いた資金を医療費や新たな保護活動に回せます。

安定した物資の土台をつくること。それが、私たちにできる支援のかたちです。

IMPACT

この仕組みが動き出すと、何が変わるのか。

源吉商店の中だけで完結する話ではありません。波紋のように、ペット業界全体へ広がっていくと考えています。

モノの流れが、整っていく。

倉庫で止まっていた在庫の流れが、再び動き出す。必要な場所へ、スムーズに届く。ひとつでも多くの商品が、価値を発揮できる流れをつくりたい。

台車で箱を運びトラックへ積む作業員と、足元に広がる波紋の水墨画

未知の出会いが、生まれる。

「こんなメーカーがあったんだ」「この値段なら、試してみようかな」

価格がハードルを下げ、商品の本当の良さに気づくきっかけになる。やがて、適正価格でも使い続けたいと思う「納得のいく消費」へとつながっていく。

見慣れないパウチと箱に近づいて匂いを確かめる猫と、広がる波紋の水墨画

新しい家族が、増えていく。

保護活動への支援を通じて、譲渡が進む。新しい里親が誕生することは、ペット業界にとって「新しい家族」が増えること。

一頭でも多くの命が救われることが、めぐりめぐって、市場全体のエネルギーになっていく。

木立の道を犬と並んで歩き出す二人の後ろ姿と、足元に広がる波紋の水墨画

FUTURE

その先に、私たちが見ている景色。

この循環が広がった先に、思い描いている景色が2つあります。

環境への道。

燃やされるはずだった在庫が、活用される。そのぶん、ゴミやCO2を少しでも減らせたら。

「本当に良いもの」を選び、長く大切に使う。大量生産・大量廃棄の流れが、少しずつでも「責任ある消費」へ傾いていけば——と考えています。

街と緑へ続く一本の道と、道端で再び活かされる清潔な箱とパウチ、植物の水墨画

動物たちの幸せへの道。

保護活動の土台が整い、救える命が増える。市場に良質な商品が広まり、飼い主の意識も育っていく。

ただ「飼う」のではなく、「正しく、幸せに暮らす」という姿勢が広がっていけば。

飼育放棄や多頭飼育崩壊など、悲しい出来事が、少しでも減っていく社会へ。

窓辺の明るい居間で、犬を撫でる人とベッドで休む猫の水墨画。床から一本の道が続き、脇を環境への道が下っていく

そして、2つの道が交わる先に。 人と動物が、共に生きる社会。

動物が好きな人だけが、良い思いをする社会ではありません。

環境が守られ、飼育マナーが良くなり、街がきれいになる。それは、動物が苦手な人や関心のない人にとっても、トラブルや不快感のない「住みよい社会」のはずです。

公園と街並みの中で、犬を連れた人、ベンチで猫と休む人、通行人が同じ景色にいる水墨画。道の交わる一点に砂金

人と動物、そして自然環境。すべてが無理なく調和し、当たり前のように共存している未来。

源吉商店は、一つひとつの在庫を循環させることで、その未来に、すこしずつ近づいていきます。

この循環に、加わりませんか。